シャトー トゥール サン クリストフ テラス ド サン クリストフ [2020] 750ml・赤

ボルドーのトップテロワール & トップ醸造家による、贅沢に造られるワイン

トゥール・サンクリストフは、サン・テミリオン歴史地区の東、サン・クリストフ・デ・バルド村にあるシャトーです。近くにはシャトー・ヴァランドローやシャトー・フルール・カルディナルがあり、特に優れたテロワールの畑を有しています。現オーナーは、シャトー・ベルフォン・ベルシエも所有するピーター・クォックで、カステルグループより2011年にシャトーを購入しました。所有畑は20ha、畑の管理とワインの醸造にはシャトー・ル・ゲやシャトー・ラ・ヴィオレットを手掛けたジェローム・アギーレを、コンサルタントにはミッシェル・ロランを迎え、テロワールを活かしたワイン造りを行っています。ブドウを最大限に丁寧に扱えるように、最新設備の充実したセラーを誇るシャトーです。

トゥール・サンクリストフの畑はサン・テミリオンの長く伸びた石灰質台地にテラス状に広がっており、メルロ80%、カベルネ・フラン20%を栽培しています。植密度は古い区画で6,500本/ha。植え替えた新しい区画は7,500本/ha。オーナーが変わって、最初に取りかかったことのひとつが、大部分の畑の植密度を高めるために植え替えることでした。畑の管理はリュット・レゾネで行っています。平均樹齢は30年。現在では、娘のカレンがトゥール・サンクリストフの運営を任されています。

ワインの醸造を手掛けるジェローム・アギーレは、現在最も注目されている若手醸造家のひとりです。シャトー・ド・レイニャックで醸造を担当した後、ル・ゲとヴィオレットで醸造を指揮、パーカーポイント96点、さらには100点も獲得するワインを造りだし、ボルドーを代表する醸造家の仲間入りを果たしました。ワイン造りは、ブドウの粒をそのままバリックに入れて発酵させるマイクロ・ヴィニフィケーションの手法で丁寧に行われます。これは、とても手間のかかる、グランヴァンと同様の贅沢な醸造方法で、濃密でバランスのよい素晴らしいワインができます。シャトーでは、このジェロームの起用により、最高品質のワイン造りを目指しています。

赤いフルーツと少しスパイスの風味。果実のピュアな旨みを引き立てる洗練されたミネラルの余韻と酸、タンニンのバランスが素晴らしいワイン。

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