ワインが好きになるとよくある「ワインあるある」

ワインが好きになるとよくある「あるある」をご紹介します。みなさんはいくつ当てはまりますか?当てはまる数が多ければあなたもワイン通かも!?

ワインあるある ~教訓編~

料理をしている間にワインを飲まれてしまう!

ホームパーティーのホストになった場合。ホストが料理をしている間も、テーブルではどんどんワインが空いていきます。料理をしている間にお気に入りのワインがなくなってしまった!というのは、ホストのワインあるある。ホストで料理する人は、あらかじめ「このワインは残しておいて!」と伝えておくか、自分のグラスにワインを注いで確保しておくことが必要です。

大切にとっておいたワインを開けてしまった!

自宅でのホームパーティーで、「セラーのワインを飲もう!」「ワインが足りなくなったからセラーからもう1本開けよう!」と、突然セラーからワインを出さなくてはいけなくなった場合。セラーに大切に寝かせておいたワイン。「これ飲みたい!」「これにしよう!」といわれ、開けてしまった、ということはセラーを持っているかたなら経験したことがあるはず。

「今日は〇〇さんの△△記念だから」といわれてしまってはノーとはいえません。

一度手放したワインは戻ってこない!

仲間同士がワインを持ち寄るワイン会の場合。事前にワインを会場に送るときは、当日欠席しても、そのワインは戻ってこないことが多いです。

当日ワインを持ち込むと、運ぶ際に揺れて澱がたったり、ワインにストレスがかかってしまいますので、事前に送っておいたほうがベターです。しかし、風邪をひいたり、急用などで、当日キャンセルせざるえないこともあります。そんなときは、自分のワインは仲間たちが飲んでしまうだろうと思ったほうがよいです。いいワインなら、なおさら戻ってこないでしょう。

ワインあるある~失敗編~

ワインが酸化していた!

いざワインを抜栓したときに、「なんだかへんな味?」と思ったこと、ありますよね。ワインが酸化してしまった場合です。ワインは酸化すると、少し酸っぱいような味になり、キツイ香りや蒸れたような香りがします。せっかく開けたワインが酸化しているとがっかりです。

ワインはデリケートな飲み物ですので、保管の仕方が重要です。温度が一定で涼しい場所に置いておくことが大前提です。夏は室温だと、どうしてもワインが劣化しやすく、酸化してしまう可能性が高くなります。家の中に床下など涼しい場所があればいいのですが、ない場合は工夫が必要です。夏だけ冷蔵庫の野菜室に入れておいたりしておくという手もありますが、手持ちのワインが増えてくると、そうもいきません。

自分で保管していたワインが2回以上酸化したとき、あなたはワインセラーの購入を考えるでしょう。

ワインの温度を間違えた!

「スパークリングワインを冷やして置くのを忘れた!」「赤ワインなのに、長時間冷蔵庫に入れっぱなしにしてしまった!」ということは、家飲みではよくあることです。しかも、飲む段階で気づくことが多いです。少し時間があれば、冷やしたり、温度が高くなるのを待つことができますが、「待っていたら料理が冷めてしまう!」と追い詰められてしまった場合。しかたなく、冷やしながらぬるいスパークリングワインや白ワインを飲んだり、グラスを手で温めながら冷たい赤ワインを飲んだことがあるでしょう。

ワインと合わせて用意した料理が、ワインの温度が最適ではなかったために、マリアージュが台無しになってしまった、ということになります。マリアージュを期待していて、それが成り立たなかったときほど悲しいことはありません。

うっかりしてしまうことはありますので、ここで対処方法をご紹介します。

ワインをスピーディーに冷やしたいときは、氷水を入れたワインクーラーにボトルを入れます。その際に、大さじ1杯程度の塩を氷水に入れると、氷点が下がり、普通の氷水より早くワインを冷やすことができます。

ボトルごと冷凍庫に入れた人!ボトルはガラスが厚いため10分や15分では冷えません。数分しか待てない場合の最後の手段は、ボトルではなく、グラスを冷凍庫に入れます。そして、飲んでいる間にボトルを冷凍庫に入れておきます。飲みかけのボトルを斜めにすると、液体の表面積が大きくなり、より早く冷やすことができます。

ワインオープナーがない!

外出先で「ワインオープナーがない!」とワインを開けることができなかったこと、ありますよね。ワインになじみがない友人宅へワインを手土産で持っていったとき、バーベキューなど外でワインを飲むときなど、ワインオープナーがないとワインを飲むことができません。ワインと一緒にワインオープナーも持っていくようにしましょう。スクリューキャップのボトルやスパークリングワインも対策方法のひとつです。

コルクが折れてしまった!

Opening wine bottle with a corkscrew

ワインを抜栓する際に、コルクが折れてしまって、コルクが少しだけボトルに残ったままになってしまうのは、誰しもが通る道です。そんなときは、焦らずに、ワインオープナーのスクリューを斜めにして、残ったコルクに刺して回し、コルクを抜きます。スクリューをまっすぐに刺すとコルクがワインの中に落ちてしまいますが、斜めに刺すと不思議なことにすっと抜けますので、コルクが折れたときは試してみてください。

ワインあるある ~幸福編~

ホームパーティーが好きになる

ワインを好きになると、ホームパーティーが好きになります。時間を気にすることがない、周囲を気にしなくていい、自由に動くことができるなど、ホームパーティーはメリットがいっぱいです。ワインを飲むときは、さらにメリットがあります。好みのワインを飲むことができる、食べたい料理を食べることができることで、ワインと料理の組み合わせを考えながらワインや料理を選ぶのが楽しくなります。

そして、飲む順番を気にしなくて済みます。レストランでは、たいてい泡→白→赤という順番でワインを飲んでいきます。一度飲んだワインを置いておいて、別のワインを飲んでから、もとのワインに戻ることもできます。白ワインと赤ワインのペアリングを試してみたいという料理があれば、両方のワインを同じ料理で合わせることもできます。温度が低かったワインの温度を上げてゆっくりと変化を楽しみたいという場合も、他のワインを飲みながら待つことができます。

マリアージュに幸せを感じる

ワインと料理をペアリングしてマッチしたとき、このうえない幸福感を感じます。ワインの味わいと料理の味が口の中で重なり合い、両者のよさがさらに引き出され、おいしさにあふれます。天にものぼるようなマリアージュを一度味わうと、ワインと料理を合わせることはやめられません。

「生きててよかった!」

おいしいワインを飲んだときに、「生きててよかった!」と言ってしまいます。おおげさに聞こえますが、心の奥にしみわたるようなおいしさを感じるワインを飲んだときは、決してそれは誇張ではありません。特に、ヴィンテージもののワイン、すばらしいワインを飲んだときに、生きていてよかった、となります。

まとめ

ワインのあるある、みなさんはいくつ当てはまりましたか?ワインが好きになると、ワインにまつわるエピソードがいろいろ出てくるでしょう。それらも含め、ワインを楽しみ、ワインライフを楽しんでください!

太田 由歌
イタリア在住ワインコーディネーター。 2004年よりフィレンツェ在住。イタリアソムリエ協会ソムリエ資格保持。 トスカーナのワイナリーツアーを企画・主宰し、通訳案内もしている。 フィレンツェ・イン・タスカ代表