ワインボトルのサイズ|種類や呼び方を知って楽しくワイン選び

世界中には様々なサイズのワインボトルが存在します。

色々な形やサイズのボトルが作られるようになったのは1700年代の初め?中頃になってから。それ以前は樽から直接ワインを飲んだり、オイルでワインに蓋をして劣化を防いだりしていました。グラス作りの技術の進化や、コルクがワインを空気から遮断し、腐敗を防ぐことが発見されたことがきっかっけとなり、様々な形やサイズのボトルが作られるようになりました。

ワインボトルの標準サイズ

様々なサイズがあるワインボトルですが、世界的な標準サイズは750mlです。さらに、1グラスの標準は125ml。多くのレストランでワインボトル1本からグラス6杯分をとることが、一般的で基本とされています。

ワインボトルの代表的なサイズと呼び方

・Piccolo(ピッコロ): 187ml =1グラス

・Quarter (クウォーター):200ml=1?2グラス

・Chopine(ショパン):250ml= 2グラス

・Half Bottle(ハーフボトル)/ Demi(ドゥミ): 375ml (1/2 ボトル) = 3グラス

・Standard(スタンダード): 750ml= 6グラス

・Magnum(マグナム): 1.5 リットル (2 ボトル) 8-12グラス

・Jeroboam(ジェロボアム)/  Double Magnum(ダブルマグナム): 3 リットル (4ボトル)

・Rehoboam(レオボアム): 4.5 リットル (6 ボトル)

・Methuselah(マチュザレム)/ Imperial(アンペリアル): 6 リットル (8 ボトル)

・Salmanzar(サルマナザール): 9 リットル (12ボトル)

・Balthazar(バルタザール): 12 リット (16ボトル)

・Nebuchanezzar(ネブカドネザール): 15 リットル (20ボトル)

・Melchoir(メルヒオール): 18 リットル (24ボトル)

・Solomon(ソロモン): 20 リットル (26 ボトル)

・Sovereign(ソヴリン): 25 リットル (33.3 ボトル)

・Primat(プリマ): 27 リットル (36 ボトル)

・Melchizedek(メルキゼデック): 30 リットル ?(40ボトル)

・Maximus(マクシマス): 130 リットル (184 ボトル)

ワインボトルのサイズ|名前の由来の多くは聖書から

すべてのワインボトルサイズには、独自の名前がついています。聖書の登場人物に基づく名前が多くあるのも興味深いポイントです。

聖書の登場人物と同じボトルの名前(旧約聖書より)

・Jeroboam(ジェロボアム):イスラエル王国の最初の王ヤロブアム1世     

・Rehoboam(レオボアム):ユダ王国の最初の王レハブアム

・Methuselah(マチュザレム):伝説的な人物メトシェラ

・Nebuchadnezzar:バビロニアの王ネブカドネザル2世

・Solomon(ソロモン):エルサレムに神殿を建てたイスラエルのソロモン王

など….ワインに関する話は聖書にたくさん登場しますが、ボトルの名前からもキリスト教と密接なヨーロッパの歴史を垣間見ることができます。

ワインボトルのサイズは味にも影響する

ワインボトルの大きさは、見た目だけでなくワインの味にも影響します。理由はコルクとワインの間に存在する空気(正確には酸素と二酸化硫黄)のためです。

ワインとコルクの間の空気の比率が多いと、ワインを酸化させて熟成を早めます。そのため、ハーフボトルは大きなボトルよりもはるかに速く熟成します。

オールドヴィンテージワインは大きいボトルがおすすめ

大きなサイズのワインボトルは、小さなサイズのボトルと比べて、ワインが空気と触れる面積が少なく、酸化が穏やかです。そのため、ワインボトルのサイズが大きいほど、ワインをゆっくりと熟成することができ、小さなワインボトルよりも複雑さとニュアンスを育むと言われています。

さらに大きなボトルは、小さなボトルよりガラスが厚く、ワインの温度が変化しにくいというメリットがあります。安定した温度は、ワインをより均一に熟成させるのに役立ちます。

古いヴィンテージのワインボトルを購入する時は、大きめのボトルを選ぶのがおすすめです。

上手なワインの選び方|シーンに合わせてボトルのサイズからワインを選ぶ

平日にも気軽に楽しめる!ピッコロサイズ

明日も仕事だけど、夕食と一緒にちょっと飲みたい。という時は1?2 グラス分のピッコロサイズをチョイス。

おすすめはブルゴーニュワインを気軽に楽しめるピエール ラモットです。

同社のワインは高品質のワインを安定供給する事で高く評価されています。ブリティッシュ・エアをはじめ、エール・フランス、アメリカン航空など、多数のエアラインでも採用されています。

ちょっとずつ色んなワインを楽しめるハーフボトル

夫婦二人での食事や2?3人の少人数の集まりにはグラス3杯分のハーフボトルがおすすめ。

食前酒や乾杯にスパークリングワインを。食事中は料理に合わせて白または赤ワイン、食後には甘めのデザートワイン。とハーフワインならタイミングに合わせてぴったりのワインを開けることができます。

特にその日のうちに飲み切りたい泡ワインはハーフボトルがぴったりです。

グランクリュ、アンボネイのブドウ100%で造られる贅沢なシャンパーニュはちょっと特別な日の乾杯に開けたいボトルです。

色んな味をちょっとずつ楽しめるのが魅力のハーフボトルは、こんなセットもおすすめです。

リーズナブルで高品質の人気ワイン「コノスル」のハーフボトル。毎日の食事や少人数の気軽な集まりにぴったりです。ハーフサイズばかりを集めた6本セットで毎日気軽にワインが楽しめます。

誕生日や記念日に贈りたいマグナムボトル

誕生日や記念日の贈り物にワインを選ぶとき、ちょっと印象に残るものを選びたいですよね。いつものワインとサイズが違うだけで、ちょっとした「特別感」を出すことができます。

プレゼントにはボトルデザインも大事なポイント。フェウド マッカリ/ サイアはシンプルでモダンなデザインが印象的。さらに木箱入りで贈り物にぴったりです。

大きなボトルはインパクト大!特別な記念日に開けたいダブルマグナム

特別なパーティーや集まりに開けたい大きなシャンパン。

結婚パーティーや記念パーティーの演出に使うのもおすすめです。巨大な3リットルのボトルをゲストの前で開けると、いつもとひと味違う乾杯に。みんなの思い出に残るパーティーになること間違いなし!です。

飲む時をイメージしながら楽しくワイン選びを

このワインを開けたいのはどんな時?夫婦二人で?それともパーティーや友人の集まりで?どんな料理に合わせて、どんな飲み方を楽しもう…

と飲む時の想像を膨らませながらワインを選ぶと、ワインがもっと楽しくなります。

Saki
フランス人の夫とポーランドに在住中。週末の楽しみは、ワインに合う料理を作り、食とワインを楽しむこと。フランスやイタリアのワインを飲むことが多いです。辛口の白ワイン、フルーティーで少しタンニンのきいた赤ワインが好物。